タリンからリーガへ

フィンランドでは天気に恵まれ(雨の日もそれはそれで美しく…)希望していた景色にも出会え、良い仕事が出来ました。その後フェリーでバルト海を渡りエストニアへ…そして今は、ラトヴィアに向かう長距離バスの車内でこれを書いています。首都タリンからラトヴィアのリーガまで約4時間半…それでも鉄道を使うよりもずっと速いのです。

画像は左から、タリンのバスターミナル内、バスの顔、車内の様子です。
これまでにバスもヨーロッパ各地で乗りましたが、最も先進的かもしれません。広いシートの前には個人用モニターが付き、インターネットも繋がり、フリーWi-Fiも完備。無料のコーヒーサービスまであって、低料金。
中世時代の街並みが残るタリンの旧市街のイメージとは対照的ですが、意外にもエストニアはスカイプの開発を始めとするIT先進国とのこと…なんて書いているうちにたった今、国境を越えました。

まったく止まりもせずに。
ただ、人間の都合でひかれた線を過ぎただけ。

国は変わっても、木も草も風景も変わらず、
どこまでも続く、広い空のまま…。

笹倉鉄平 (記8月27日)

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