『未来ある子供たちに―』ポストカードセットについて
昨春、こちらのページで「震災支援への今後の活動について準備を進めているところです」と書いておりました。
…その後、些少ながらも支援活動を続けておりましたが、皆さまへのご報告が後回しになっておりました。
あと二か月足らずで、あの震災から2年が経とうとしています。
支援活動の部分でも、企業・団体などから寄付も集まり様々な形で支援が行われているのを見聞きしながらも、「漠然とした形ではなく、具体的な何かを・・・」と考えれば考えるほど、スタッフと語り合えば合うほど、その想いは堂々巡りばかりでした。
そんな中で、心に引っ掛かってきたのが、被災地の子供たち…特に親を失った子供たちのことでした。
震災では、およそ240名が両親を、約2000名が片親を失くしたということです。
国や行政では、その一人一人に対して精神的な部分や教育・情操面までの細かな対応は難しいのでしょう。
しかし、その部分に焦点を絞って実際に支援活動をされている「3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構」という団体があります(私も発足直後から参加をさせて頂いております)。
趣旨や活動内容は、以下にリンクを張らせて頂きますので、ご覧頂けましたら幸いです。
【一般社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構(3.11塾)】 http://311juku.jp/
昨夏には、被災地の子供たちを念頭に置いた、チャリティ活動をしたいと思いポストカード・セットを作製しました。
“希望の光”に向かって歩む姉弟のイメージを描いたものや、これまでの作品から子供を主人公にしたものを選んだ5枚一組です。
今後は、上記「3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構」主催のチャリティ・コンサート会場や、株式会社アートテラスのショールーム(東京・八重洲)、「ちいさな絵画館」(兵庫県・西宮市)、「版画ミュージアム」(神奈川県大和市)、ご賛同いただいた「推奨販売店」にて販売させて頂く所存です。
そして、私の事務所(=株式会社アートテラス)に於けるこの売上金の全額を「3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構」へ寄附させて頂きます。
ちなみに、このポストカード・セットは、福島と仙台それぞれの「いのちの電話」でのチャリティ活動にても、既にご使用頂いております。
ご存知の方も多いかと思いますが…「いのちの電話」は、悩みを抱えている人の話を電話で聴きその支えとなることにより、大きな社会問題である自殺の予防にもつなげてゆこうという活動を、全国各地で行っているボランティア団体です。
特に、3.11東日本大震災以降(津波被害・福島の原発事故・放射能汚染など多くの課題を内包後)は、岩手・宮城・福島・茨城各県にて「いのちの電話/震災ダイヤル」を運営されています。
上記の活動にご賛同を頂き、お力添えを頂けましたら幸いに存じます。
笹倉鉄平
「前を向いて」「少年と犬」「ゴムとび」「時の経つのも忘れて」「YUM」の5枚セット
【販売価格】 1セット¥1,000(税込)
【販売店】 ㈱アートテラス・ショールーム(通販可)/ちいさな絵画館/版画ミュージアム/推奨販売店