少々ご無沙汰しておりました…

令和となって早3カ月近く、既に7月も後半。夏休みの声を聞く時節となってしまいました。
ご無沙汰を致しておりました間、「やわらかな休日」という作品にかかりきりで…その後もすぐに次作の制作にとりかかるべく準備を進め、と相変わらずな日々を過ごしております。

また、その間には銀座と札幌で展覧会もございました。足をお運び頂きました皆さま、本当にありがとうございました。温かい応援のお声を頂戴致しましたことへも御礼申します。

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さて先日、耳を疑うような事件、京都アニメーションさんへの放火火災事件が起こりました(昨今、そんな類の事件が頻発しているのも悲しいことですが)。

日本のアニメーション創成期に子供時代を過ごし、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」等々、絵と音楽で物語がつづられてゆく作品の数々を観て、夢や勇気の種や感動を沢山もらって育ちました。大人になってからも、多くのアニメーション作品から様々な形の感動をもらっています。

また、作り手の方々の静かな情熱を感じる度、その姿勢にも心打たれ、共感するものも感じてきました。
それだけに、今回の事件にはやるせない悲しみと悔しさが、収まりません。

京都アニメーションの方々も(アニメーション製作者の皆さんがそうであるように)、それぞれに子供の頃からどれだけ沢山の絵を描く練習や勉強を積み重ねてらしたことでしょう…また、製作の現場でもコツコツと丁寧な仕事をしてどれほど汗を流してこられたのか…その努力を想像するだけで、胸が痛くなります。
一個人の怒りの感情が発端と報道される今回の事件…あまりにも理不尽で、言葉を失うばかりです。

事件で犠牲になった方々、負傷された方々、心を痛めた関係者の方々…皆さんの努力や想いの結晶である素晴らしい作品の数々は、これから先も沢山の人々に感動を与え続けてゆきます。今、日本人のみならず世界中のファンがこの悲報に触れて、京都アニメーションさんへエールを送っています。大勢のクリエーター、アーティストも同様の想いかと思いますが、私も"絵と想像"に携わる一人として…応援の気持ちと心からの哀悼を表します。

笹倉鉄平

2019年07月22日