ワールド・カップ

絵が完成し、ここまでごまかしていた疲れが今、ドッと出ているところです。
自分なりの予想よりも、かなり時間がかかりましたが、どうにか「描きたかったもの」を表現することが出来たように思います。
本日、アメリカの版画工房へ送り出しましたので、帰国(?)してくるのは早くても秋頃になると思いますが、必ず展示いたしますので、それまで待っていてくださいね。
ところで、いよいよワールド・カップですね。
不安ながらもワクワクしています。
地元開催のおかげでTVでも詳しく観れるのが何よりうれしい。
(でも、ゆっくり観る時間は果たしてあるのだろうか・・・・・)

7回前の1974年、ドイツ大会から見始めたのですが、当時は週1回の「三菱 ダイヤモンド サッカー」という深夜番組ぐらいでしか観ることができなかったことを思うと、今はニュースででも毎日のように何度も情報を得られるわけですから、球場へ行けなくとも、それなりに楽しめるのではと期待しています。

ワールド・カップで忘れられない思い出は、前々回のアメリカ大会の時、ちょうどそのころ南イタリアにいたのですが、サッカー好きのお国柄、街中のカフェの真中にTVが置かれていて、地元の人たちが大勢で取り囲んで、あーでもない、こーでもないと賑やかこの上ない状態でした。

そんな中、ある日、アマルフィという街で、港のはずれから夜景を眺めていた時でした。
これまでに聞いた事のない種類の大きな音で「ヴぬォぐわォーんん!」と街全体が地鳴りするように響いたのです。
何が起きたのかと驚き街中に戻るとお祭り騒ぎになっていて、聞けば「イタリアvsスペイン戦」で逆転ゴールが入ったとのことでした。
人の歓声も街のあちらこちらから同じ瞬間にあがると、こんなふうに聞こえるものなのかと妙に感心してしまいました。
その後、ホテルの部屋まで聞こえていた車やバイクのクラクションは夜遅くまで止まず、大騒ぎが延々と続いたのは言うまでもありません。

ともかく、この大会が日本に明るい活力を運んでくれて、また、世界が日本により一層の理解を深めてもらえる機会となってくれることを願いつつ、楽しみたいと思います。

日本代表、頑張れ!!

笹倉鉄平

2002年05月30日