アトリエから 2004一覧

Auguri !!

Auguri !!
Buon Natale e Buona'nno !!

寒さもいよいよ厳しくなってきましたが、皆さん、恙無くお過ごしでらっしゃいますでしょうか?

この時期のヨーロッパは、街の主たる広場に、有名なドイツのクリスマス・マーケットの小ぶりの様な木製の小屋が建ち並び、趣向を凝らしたツリーやイルミネーションで昼間から光り輝いています。
それぞれのお店には、オーナメントやキャンドル、クリスマス用の焼き菓子、プレゼント用品、ちょっと小腹を満たす立ち喰いスタンドまで、クリスマスには欠かせない物から、全く関係の無い生活グッズまで色々な物が売られ、人々が賑やかに行き交っています。

クリスマス当日は、多くの家庭で家族がふるさとへ帰り集いお祝いをしますが、そういった慣習や、上記の様な広場での様子を眺めていると、ツリーは日本の門松に、マーケットの出店はお正月用品やしめ縄を売る露天商に見えてきてしまい、クリスマス・イブは日本の大晦日みたいだなぁ・・・とか、なんだか日本のお正月の前後の空気と似ているなぁ・・・等と、思えてきます。

イタリアの古都フィレンツェ、レプッブリカ広場にて

この一年間の皆様の暖かい応援に、心より感謝致します。
どうか、良いクリスマスを・・・そして、平和な新年をお迎え下さい。

笹倉 鉄平

2004年12月21日

北京最新美術事情(?)

この秋口から、全国五ヶ所の会場で開催されてきた一連の「イタリア個展記念展」も、先日の大阪会場を最後に無事に終了することが出来ました。
各地で多くの方々にご来場を頂きましたこと、とても嬉しく思っております。
また、応援のお言葉・感想なども多くお寄せ頂きまして、本当にありがとうございました。

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さて、前回で予告(?)していました通り、今回は先月訪ねた中国の首都・北京訪問話をすることにしましょう。
少し前から、様々なメディアで、劇的に色々な面で変化を遂げつつある中国の様子が伝えられていましたので、なんとなくは"解っている"つもりで訪問したのですが・・・実際に現地の空気に触れてみると、そのイメージの変貌ぶりには目を見張るものがありました(無意識のうちに、あまりにも昔の中国のイメージを、私が強く持ち過ぎていたせいかもしれませんが)。

「漢字」や「仏教」をはじめ、日本は古来より中国から文化的にも多大な影響を受けてきました。
ところが、隣国という物理的な近さにも関わらず、私個人的には、近代の中国の様子は、遠いヨーロッパの国々に対してよりも遥かに知識を持たない(社会主義国であるという事もそれに拍車をかけてはいますが)、正に俗に言う、「近くて遠い国」になってしまっているという現実もあります。
それでも、上記の如くマスコミで頻繁に取り上げられているうちに、何年か前から、世界的に様々な影響力を持ってきている"お隣の大国・中国"というものの存在が気になっていたところでした。ちょうどそんな折、今回、友人の画家・劉(リュウ)さんの案内で北京を訪ねるという良い機会を持つことが出来たのです。

劉さんの出身校、中国を代表する美術大学「中央美術学院」の前で

皆さん、中国の絵画というと、どんなものを真っ先に思い浮かべるでしょうか?
多くの方が、まず山水画や極彩色の仏教絵画、着飾った皇帝の肖像画といったものを挙げると思います・・・(そうですよね?)。
ところが今回、左の写真にある「中央美術学院」を見学することが出来、目から鱗が落ちる思いでした。
そこには、そういった伝統的絵画は勿論のこと、それ以外にも、世界レベルに進んだありとあらゆる表現によるアートを学び、生み出している教育が存在していました。
よく考えてみれば当たり前のことなのですが、北京の街で見かけた絵画の多くは、水墨画や墨蹟風のものだった為、そのギャップに驚いてしまったのかもしれません。

特に興味を引かれたのが、版画の教室を覗かせて頂いた時でした。
リトグラフ、エッチング、木版、シルクスクリーンなどを実習している様子は、自分の学生時代の授業とだぶり、また、普段よく行く日本やアメリカの工房とも重なり、不思議な気分を覚えながら、生徒達の制作した版画作品の進んだ新しい試み等々を、とても興味深く見せてもらいました。

更に、国立北京美術館を見学した時には、ちょうどフランス印象派展が大々的に開催されていました。
展示内容も大変に見ごたえがあり、連日かなり多くの人が押し寄せているという話を聞き、人々の美術に対する関心の高さも垣間見ることができました。

北京では、今から20年ほど前から、同じ嗜好を持つ画家達による新しいグループが次々に結成され、そのグループでの展覧会活動などが盛んになっていったそうです。
そういった動きも関係があってかなくてか、今、北京の郊外(中心地から車で30分ほどの場所)に、繊維関係(?)の工場やレンガ倉庫の建物を再利用したような、ギャラリーやカフェ、作家のアトリエなどが数多く集まる、ちょっと洒落た地区ができているとのことで、行ってみることにしました。
そこには、まるで少し前のニューヨークのSOHO地区の様な空気が流れ、生き生きとして斬新なアートシーンが生まれているのを、目の当たりにしました。
そして、どうやら、ここが世界に向けて若い作家達が自分の作品や存在を発信してゆく場所となりゆくだろう勢いを、その息吹の中に感じました。
こうして、世界の片隅で新しいアートの息遣いを実際に肌で感じることは、一人の画家としてとても嬉しいことでした。

さて、北京の興味深いアート・シーン(?)を駆け足で、ざっと紹介してみました(というよりも、むしろ個人的な感想になってしまいました)が、その雰囲気を多少でもお伝え出来ていればよいのですが・・・。
いずれにしても、色々な分野で中国からは、今目が離せない状況ですね。
そうです、思えば、皆さんが恐らく準備にいそしんでおられる年賀状図案としてよく使用される「干支」にしてみても、元来中国から伝来しているものですし・・・実は、中国伝来の思想から成っている意外と身近にあるものというのは、枚挙にいとまがありませんし、もう少し勉強して色々知りたくなってきました。

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それから、私の近況はといえば・・・絵の制作の為、もうすぐ日本を離れる予定です。
どうやら、今年の年末~お正月もまとまったお休みをとれそうにないような・・・・・・。
でも、絵を描くことに没頭出来るということは、とてもありがたいことなのですから、そんな年末年始も"乙な物"と思っているんですよ。本当に(笑)。

笹倉鉄平

2004年11月29日

たくさんのご応募、メッセージ、ありがとうございました。

ここのところ、やっと心地良い気候になってきましたが・・・今年の日本は、"また台風か"だの"地震っ?!"だのと、それどころではないコト続きな感じです。
相手が自然現象なだけに、重苦しい気分のやり場も無いのが辛いところです。
被災されている方々には、心からお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧を願っております。

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さて、少し重い気分を変えて・・・"50万アクセス達成~プレゼント"へのご応募本当にありがとうございました。
予想以上に多くの方から応募をお寄せ頂き、少々驚いています。

また、「この機会に」ということで、普段メールを頂いていなかった皆様からも、ご応募と一緒に多くのメッセージを頂戴出来ましたし、うれしい付録が付いてきたようで喜んでいます。
(何かきっかけがないと、メールというのも送りにくいものですよね。よく解ります。)

そして抽選ですが、このHPを支えて下さっている皆様全員に差し上げたい気持ちに、心底なってしまう(メッセージを読ませて頂いていると、特に)のですが・・・・・・それでも、締め切り日の数日後に、厳正に抽選させて頂きました。

しっかりと目をつぶり、鼻までつまみそうな勢いで(笑)、私が5名の方のメールを引かせて頂きました。
当選された方はおめでとうございます。
また今回、残念ながら当らなかった方々、本当にごめんなさい。
今後も、何かの企画でこういったチャンスがあると思いますので、それまで気長に次の機会を待っていて下さい。

ところで、先日私は、友人の中国出身の画家の方にご案内頂いて、北京(ペキン)へ行って参りました。
目下のところ、帰国したばかりで、何かとドタバタしいる最中ですので、それはまた次回にでも書くとしましょう。

取り急ぎ、たくさんのご応募への御礼でした。

再見!!

笹倉鉄平

2004年10月29日

祝、50万アクセス突破‼

ここの処、ようやく過ごしやすい気候になり、体も頭も少しづつシャキッとして、制作にも集中しやすくなってきて助かっています。
皆さんは、特別に暑かった今夏を無事に乗り切られましたでしょうか?

さて、つい先日ですが、このホームページへのアクセス数がついに50万件に達し感激しています。
HPを開設した頃には、到底考えてもいなかった数字で、多くの方にこんなに興味を持ってご覧頂けた結果に、スタッフ共々心より感謝しております。
また、こういった数字を見ていますと、この「アトリエから」の頁でも、ヘンな事は書けないなぁ・・・などと、反省も込めて思ってしまいます。
が、反面少々ヘンな事が書かれているのも、この頁の良さかもしれないな、とも思ったり・・・なんて、少々言い訳っぽいですね(笑)。

本当は、この「アトリエから」の更新も、もう少し頻繁に出来ると当初考えていたのですが、制作活動は勿論のこと、何だかんだと次々とやるべき事柄が待ち構えており、現在のようなペースになってしまっていて恐縮しています。
それでも、移動中の時間(今も広島個展からの帰りの車中でこれを書いています)などを上手に利用しながら、なんとか継続してゆきたいと思っていますので、これからもご質問などございましたら、引き続きメールやお手紙などで気軽に何でもお寄せ下さい。
近況報告がてら、そういったものにも出来る限りお答えしてゆきたいと思っています。

大丸東京個展でのトークショーの様子

実は、この9月の展覧会で行っていたトークショーなるものでは、今までに頂戴していたご質問で多かった内容へのお答を中心に、話を構成させて頂いたつもりです。
初めてこのトークショーのお話を頂いた時には、人前に出るのが大変苦手なものですから正直、"お断りしたいなぁ"と思いました。
しかしながら、皆さんからのメールを読ませて頂いているうちに、今回だけ特別に「アトリエから」のライブ?のようなこともあって良いのかなぁ・・・と考え、トライしてみました。

それに、サイン会ではお一人お一人とお話する時間をとることは不可能ですから、わざわざ遠方から展覧会へいらして下さっている方々へのせめてもの感謝のご挨拶に替わるものとして、特別にやってみることにしたのです。

「30分間だけのインタビュー形式なら、なんとかなるかな?」と思っていたのですが、いざ出番直前になると・・・やっぱりちょっとだけ後悔していました(笑)。
しかし、その結果、今まで絵に興味が無かった方々が、展覧会を見に来て下さるきっかけにもなった様で、良かったと思っています。

そんなわけで、私にとって、この9月はたまたま"展覧会月間"的な一ヶ月となり、こういった特殊な状況ですと、中には「一体、いつ絵を描いているの?」と少々オーバーにご心配下さる方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんよね?

しかし、サイン会の時間自体はそんなに長時間ではありませんし、他の時間は静かな場所を見つけては色々と制作に関する作業を行っていますので、どうぞご安心下さい(笑)。

鞄には、常に筆記具やクロッキー帳などを入れてあります。
主に、エスキースや画面構成などを思いつくままに描きつけて、頭の中にあるものを整理しながら、徐々に作品の土台へと変化させてゆく・・・といった様なことが多いです。
アトリエで黙々と制作している時よりも、むしろ良いアイデアが湧いてきたりもしますし・・・。
年内にもあと2回ほど海外へ出かけますが、そういった事にも随分慣れてきたので、問題ありません。
我ながら、鍛えられたものです。
日常生活から切り離され「殻の外」へ出ると、五感の感度も上がる感じで、むしろ自由な発想が生まれやすい状況にあるからなのだろうか・・・などと自己分析しています。
特異体質になってしまったのでしょうか(笑)?

いえいえ、普段の暮しの中でも、人は、入浴中や散歩の最中などの心地良いと感じられる時間に、より良いアイデアが浮かんできたり、正しい結論に導かれやすいということです。
つまり、部屋の中にじっと籠もっているような、あまり最良とは言えない状況下で考え事をすると、概して悪い方向へと考えが流れがちになってしまうのも、さもありなん・・・ということのようです。

さあ、これから暫くは、気持ちのいい気候です。
気分の良い環境を積極的に見つけ、そこに身をおいて、たくさんの"ひらめき"を手に入れることにしましょう。

笹倉鉄平

2004年09月29日

アテネ・オリンピック、ありがとう‼

今年の夏は、猛烈な暑さが記録的に続き、体力・気力ともに少々バテ気味でした。
そんな私に"元気"をくれたのが、アテネ・オリンピックであり、中でも日本人選手達の目覚しい活躍ぶりでした。

ここの所、少し活力と元気を無くし気味だった日本の人々の心に、きっと自信や誇りといったものを呼び覚ましてくれたに違いありません。
また、活躍しつつも惜しくも夢破れていった選手達、というより、出場した選手全員に、目に見えないそれぞれの影の努力と強い意志があり、結果に結びつかずとも、その姿勢に"勇気"や"金メダル以上の感動"をもらえたように思います。
制作になかなか集中出来ないほど暑かった今夏に、オリンピックの開催があって本当に良かった・・・ありがとう!!

そして、今回に限らず以前から、オリンピック以外のスポーツでも同じ様に、日本人選手たちの活躍ぶりをニュースなどで見聞きしており、暗いニュースの多い中、どれほどそれらが気持ちを明るくしてくれていたことか・・・。
またスポーツ界のみならず、文化的な分野や他様々な活動において、日本人が世界へ飛び出して頑張っている様子を知るにつけ、それぞれから"元気の素"をもらってきました。

イタリア個展会場の様子

『私にでも、何か出来ることはないだろうか?』
たとえそれが小さな活動でも、自分なりに可能なことはありはしないか?・・・と、3年ほど前からそんな思いを形にしようと働きかけ、多くの方のご協力・ご支援のもと、実現を見たのが、この5月に開催したイタリア・レカナーティ市での個展でした。

只単に会場を手配して作品を見せるだけであれば、もう少し早く進んだのでしょうが、それでは開催した事実が残りはしますが、その"意義"という部分で希薄な気がしてしまい・・・より文化交流色の濃い展覧会として何かを残せる事を目指してきたつもりです。

そうなると勿論、現地での様子と、ご協力下さったイタリアの方々の思いのようなものを、日本の皆さんへもお伝えしなければ、上記の目標は不充分になってしまいます。

そこで早速、その報告の様な切り口での展覧会を、幸いにも5都市で開催して頂けることになりました。
前にもお話しておりますが、人前に出るのがめっぽう苦手な私が珍しく積極的に顔を出す予定になっていますのも、そんな目標に出来るだけ近づきたいからなのです。

もしかしたら、こういった活動やチャレンジが、いつも応援して下さっている方々への、絵の制作以外で可能な、せめてもの御礼返しにつながらないだろうかと思ったりもするのです。

オリンピックでの選手達のインタビューを聞いていると、誰しも真っ先に"応援してくれてる人と影で支えてくれた人"達への謝意を口にしているのが印象的ですが、その心境が少しわかる様な気がしています。

とにかく、私にとっては、金メダルの数よりも、出場した選手達の"ひたむきな姿勢"にパワーを分けてもらえた素晴らしいアテネ大会でした。

笹倉鉄平

2004年08月27日

暑中見舞い2004年

暑中お見舞い申し上げます。

2004年・盛夏


例年よりも、少し早い梅雨明けで・・・いやはや何とも暑い毎日ですね。
今夏は猛暑になるという予報ですし、皆さん、今から体調には充分に気をつけて、上手にこの暑さを乗り切りましょう。
私も、イタリアでの個展が無事に終わり安心したせいか、帰国直後はドッと疲れが出たりしたので、無理をしない様心がけている今日この頃です。
今は描きたい絵が次から次へとあり、"気持ち"はとても元気いっぱいなのですが、体力のことを考えて控えめに頑張ろうと、自分を治めているところです。

さて、前回の続きです・・・。
個展後、レカナーティの街を後にして、今回ご尽力を頂いた「イタリア・フィレンツェ・日本文化経済交流協会」の会長でいらっしゃるレジーナ女史にお会いして、報告と御礼を述べる為にフィレンツェの街を訪れました。
よく晴れた春の日の午前中、彼女の瀟洒なオフィスへお邪魔しました。
本当に見目麗しい素敵な方で(その部屋には、あのアンディ・ウォーホールによる彼女の肖像画が何気なく飾られていたりする)で、スタッフ一同少々硬くなりながらも、会見のひと時を楽しく過ごしました。
また夜は、今回お世話になった協会の松浦さん縁の店で、スタッフ一同ささやかな打ち上げを行い・・・翌日、彼らは帰国の途へとつきました。

そして、そこからやっといつも様な制作の為の旅が始まりました。
フィレンツェに程近いトスカーナの村々では、大変ピースフルな風景に出会い、また、ギリシャ文化の影響が色濃い南イタリアのプーリア地方も点々と訪ねました。
更に、その後は英国へと飛び、すぐに空港でレンタカーを借りて、"イングランドの庭"と言われるケント州やサセックス州を巡ってきました。


こういったワゴン車は、後の扉を開けてそこに腰かけると丁度屋根が出来る為、雨の多い英国での即席アトリエとなるのです。

そんな具合に、長めの出張(?)から戻ると、このホームページ宛にイタリアからも早速メールが届いており、自分の絵を楽しんでもらえた、喜んでもらえた・・・という、ちょっとした満足感で旅の疲れも癒される思いでした。
中には、十代の若い方から「あなたの展覧会を観たのですが、まさにマジック!!魔法のようでした・・・」(自分でこうしてお伝えするのも照れくさいですが)という様な感想も寄せられており、本当に苦労が報われた気持ちで心が温かくなりました。
他にも、色々良いお話を頂くことが出来ましたので、これからも頑張らなくては・・・と、張りきりたい気持ちと、少々お疲れ気味の体調のことも考えなくては、という思いが・・・・・・そうして、また文頭部分の気分へ戻る、といった近況です。

ともかく、今年の夏はあまり無理をせずに、普通の"日本の夏"を楽しんでみようかと思っています。
浴衣を着て、桐下駄を鳴らしながら、盆踊りに出かけるも良し、夏祭りに屋台、線香花火に、金魚すくい、風鈴の音に、打ち水に、西瓜や、素麺、かき氷・・・う~ん、結構楽しめますよね。

では、皆さんも良い夏を!!

笹倉鉄平

2004年07月20日

イタリアでの個展

随分ご無沙汰をしてしまいました。
というのも、以前からここでもお伝えしておりましたように、イタリアで個展を開催する為、いつも以上に忙しく過ごしていたからなのです。
<アトリエから 03/11/14 参照>

普段の日本での展覧会とはあまりに勝手が違い、何分にも事情が分りづらい遠隔地での開催の為、私もスタッフも準備でおおわらわの日々でした。
つまり、このページで途中経過や様子などをお話する時間的な余裕すら全く無かったのでした。
何はともあれ、その報告をすることに致しましょう・・・。
まずその開催地ですが、イタリア中央部のアドリア海側、マルケ州に在る"レカナーティ"という街で、有り難くも市長さんの後援と、市の多大なるご協力を得て、実現の運びとなりました。
会場は、街の中央に位置する市庁舎(下写真参照)と、街のシンボルである12世紀に建造された塔の中、そしてレオパルディ博物館(イタリアを代表する詩人レオパルディの詩作資料を主に展示している。詳細後述)との三会場に分け、それぞれ内容に沿った展示を行いました。

会場となった1872年建造の美しい市庁舎。中央の1階ホールが展示会場、2階ホールではレセプションが行われました。

今回の展覧会のタイトルは、「Omaggio A Giacomo Leopardi (ジャコモ・レオパルディを讃えて)」というもので、今回の開催の全てのディレクションをして下さったビアンキ先生(前にこの頁でご紹介させて頂いてますよね)が、つけて下さいました。

ジャコモ・レオパルディ(1798-1837)という人は、イタリア人なら知らない人はいない程、有名な詩人であり、あのダンテ(「神曲」の)と並び賞され、実際"イタリアの至宝"と言う人さえいました。
ただ、残念ながら日本ではあまり一般的には知られていないようです。
日本での短歌や俳句のように、イタリアでは"詩"というものが、より身近に多くの人の心に深く根差していて、さらには芸術の一分野としての市民権をきちんと得ているように感じられます。
そんなイタリア人にとって、自国の誇る詩人の1人であるレオパルディが、生まれ育ち、詩作に没頭していたのが、ここレカナーティの街なのです。

中世の時代にヴェネチアからも多くの人々が、この街へやって来て移り住んだという歴史から、上品なヴェネチア様式の家並みが続き、市立美術館には、レカナーティと縁が深い中世の著名な画家であるロレンツォ・ロットの絵画が収められ、有名なオペラ歌手であるベニアミーノ・ジーリもこの街出身であったりと、ビアンキ先生曰く「ここレカナーティは、芸術の街としてイタリアでも特別な場所で、この地で展覧会を開くことは大変に名誉なことなんだよ。」と、教えて下さいました。

同時に、日本で出ている様々なガイド・ブックには載っていない、珠玉の街を知ることが出来、またもやイタリアという国の懐の深さに感心してしまった次第です。

さて、今回の展覧会では、イタリア流に則って事を進めてゆきましたので、面食らうことも多々ありましたが、"なる様にしかならない"ものですし、結局は全体の流れにまかせることにしました。

まず一般公開前日に、市主催のレセプション・パーティーがありました。
私も壇上で、たどたどしいイタリア語の挨拶をするはめにもなりましたし、その後は、出席者の方々と一緒に会場を見て廻ったり、ご挨拶をしたりと、なかなか目まぐるしく、慣れないことばかりが続きました。
レセプションには、市出身で、イタリア内閣の大臣職を数々歴任され、現在はレオパルディ博物館の館長でもあるフォスキ氏、同副館長のドナーティ女史、レオパルディの子孫である伯爵夫人、今回制作した個展目録(カタログ)に文章を寄せて下さった美術評論家のブガッティ氏(近代版画美術館、館長)、そして、イケメン(笑)の市議会議長さんなどなど、身に余る方々にもご列席頂いてお言葉を頂戴致しました。
更に翌日からは、市民の方々に自由に気軽に楽しんでもらう形で、多くの方がいらして下さいました。

メイン会場である市庁舎の広場で「Rai-Tre」の報道番組の取材を受けている様子

他にも美術関係者、評論家、ジャーナリストの方々にもご来場頂き、絵を仲立ちに色々なお話を伺うことが出来ました。
また、イタリア国営放送「Rai」のテレビ取材が突然入ったり(あまりに急なことだった為あがってしまい、伝えるべき事をきちんと話せなかったような気がしたのは残念でしたが)と・・・・・・本当に色々な体験をすることとなりました。

以上、これらの詳しい様子や、現地の様々な方々への感想の逆インタビューなどを、我がアートテラスのスタッフが写真やビデオに収めて参りましたので、この秋から予定している各地での「イタリア個展、再現展」(?)の場で見て頂けるよう、早々に準備を始めております。

そして、こうして日本で『再現展』を行う予定があることをレカナーティ市の方々も、大変に喜んでくれていましたし、こういった事が、決して"堅苦しくない・難しくはない"文化交流につながるのでは・・・と思っています。

最後になってしまいましたが・・・今回の総監督を務めて下さったのが、私の尊敬する芸術家であるビンツェンツォ・ビアンキ先生です。
先生は、フィレンツェ・アカデミー(歴史あるイタリア国立の美術大学)の教授としてのお仕事や、ご自身の芸術活動などで超多忙を極めてらっしゃるにも関わらず・・・全ての事柄にご協力を頂き、御礼の言い様もない程お世話になり、頭が下がりっ放しです。

また、イタリアと日本での準備の諸々を間に入って、助け調整して下さった「イタリア.フィレンツェ.日本文化経済交流協会」の野村さん、松浦さんにもその感謝は尽きません。
更に、現地で実務一切を取り仕切って下さった制作会社の「PENTA2000」のジュゼッペさん達を始め、多くのレカナーティ市の職員の方々などなど・・・本当に多大な援助と協力を戴けたことへの感謝と有難さが、全てを終えた今、最も印象深く胸に残っています。

とにかく、大変は大変でしたが「やって良かった」と心の底から思える、様々な意味で"実"があり、未来につながる展覧会となりました。

そして、この個展の後は、次なる絵の制作の為に、南イタリアから英国へと足を延ばし・・・その辺りの話はまた次回に、ということに致しましょう。

笹倉鉄平

2004年06月08日

新しい画集がやっと・・・

春ですね。
まだこれからが見ごろという地方もあると思いますが、皆さんは、もう"お花見"されましたでしょうか?
"満開"という時期は本当に何日かしかないので、ベストなタイミングで出来ることは本当に難しいですね。
私は、先日3年ぶりに晴れた空の下、丁度満開に咲き誇る桜を見ることが出来て幸せでした。

地面に寝転がって、爛漫の桜を見上げました。これが最高に気持ち良くて好きです。

この時期、桜の名所はもとより、街中の小さな公園でさえも桜の木があれば、ビニールシートや段ボールなどで盛んに場所捕り合戦が行われます。
そんな光景を目にして、以前から個人的に気になってしかたなかったことがあります。

それは、あの地面に敷くビニールシート(大きな集まりの団体が使用している青色の大ぶりのシートで、工事現場や夜店の風除け等にもよく使用されているアレ。
TVのお花見映像等で、一度はご覧になっていると思います)の色です。
かなり強い水色なのですが、どうしてあの色なのだろうか・・・と毎年気になってしまうのです。
どうしても、桜の花のほのかな色合いに似合わず、いえ、むしろあの淡い美しさを打ち消してしまいそうな色だと思うでのす。

あのシート自体、色々な所で目にしますが見る度に、もっと渋い茶色や抑えた緑色などだったら、自然の色合いに溶け込んで目に優しく映るはずなのに・・・と、ついつい残念に思ってしまいます。
危険防止の為、人の注意を喚起する色にする必要があるとか、何か製造上の理由があってということなのかもしれませんし、そこまで突っ込んで調べたことがないのでわかりませんが、可能ならば製造業者の方々に、日本の美観をより良くする為に一肌脱いで下さいと、お願いしたいくらいの気持ちです。
もしも、私以外にも多くの人がそう感じていたとしたら、"自然色のビニールシートが大当たりするかもしれませんよ"と伝えたい気にさえなってしまいます。

この事と似ているかもしれませんが、公共の道路わきのフェンスや橋などのペンキの色なども気になることがあります。
しかし、これに関してははっきり認識できる程、以前より良い色に改善されつつあるように思います。
看板類も"とにかく目立とう競争"の流れは少しづつ減って、周囲の景観や環境、歴史を配慮したものに変えていこうという自治体や商店街ぐるみで努力している場所が増えて、そんな所の方が集客につながっていると聞きますから、徐々に良い方向へ進んでいるように思えて、勝手に喜んでいます。

閑話休題。

新しい画集がようやく完成し、今とてもうれしく思っています。
結局、前回書いた3月中出版は難しくなり、少々遅れてしまいましたが、そろそろ書店に並ぶころかと思います。

この画集では、日本が主題の絵と海外のそれが入り混じっていても違和感無く見てもらえる様にと、気を配ってみたつもりです。
どちらにも、勿論それぞれに違った良さがあり、私は両方とも好きですので、あまりその辺りを気にせず、自然に見てもらいたかったからです。
ページを繰る度に少しづつ季節が移ろってゆく様にしたつもりなのですが、この事がより意識せずに見られる助けとなってくれるように思っています。
また、絵と文字の配置や"おまけである短い文"も、ワンパターンに陥らないよう心がけました。
何やら、わかりにくい文になっているかもしれませんが、隣の絵を見ながら"謎解き"のつもりで、心遊ばせてもらいたかったのです。
10年経ってからもう一度見てみると、また全然違う見方が出来るといった画集になればいいなとも思います。

この画集で初めて私の絵をご覧になられた方は、「こういったタイプの絵」だけを描いている画家なんだと、思われるかもしれません。
また、以前から知っておられる方の中にも、ひょっとしたら「こういった方向へ変わってきた」のかなと受け取られる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではないのです。
これまでに発表してきた大きな画面の作品は、普段この画集にあるような絵を描いている中で生まれてきたのです。
私にとっては、自分自身の勉強の為の"習作"的なものであり、その発展形ともいえる作品達なのです。

ご覧になられたら、また感想などお寄せ下さい。
あまりにもピンとこない点などがございましたら、質問もしてみて下さい。
このページで、お応え出来る範囲でお返事してゆきます。
今後の参考にもなりますので、皆さん、ご協力(?)よろしくお願いします。

さあ、桜の次は新緑を楽しみたいですね!!

笹倉鉄平

2004年04月13日

新しい画集が出版されます

桃の節句も過ぎて、いよいよ春本番が近づいてきました。
陽射しの暖かな日などは、ただそれだけで幸せな気分になってきます。

今は、二十四節気(にじゅうしせっき)でいう、「啓蟄(けいちつ)」を少し過ぎたところですが、ひとつ前の節は先月19日の「雨水(うすい)」でした。
これは"雪が雨に変わり、氷や地面の雪が解けて水となる"時節のこと。
たった漢字二文字だけのことなのですが、春を待ち望んでいる時期の気分をよく感じ取れると思います。
丁度、去年の今頃に厳冬のドイツを訪ね、正にそんな"雨水"に憧れる気持を描いてみようとしたのが、先日発表された「ローテンブルクの雨」という絵でした。

ここのサイトの写真では、全体的に色が原画より薄く浅くなっていますが(もちろんご覧になるPC設定によっても異なると思いますが)、実際には空はもっと濃く落ち着いた色で、逆に建物や人物などは鮮やかな黄色やグリーンを多用しています。
ここでは正確に再現出来ないのが残念ですが、ただ、そんな季節にピッタリの気分で描いていたこの作品を、丁度その時期に発表出来たことはうれしく思います。

こうした二十四節気や七十二候(しちじゅうにこう)、雑節(ざっせつ)、また季語や年中行事など・・・「シーズンズ」の作品コメントでも少し触れましたが、日本人は季節を愛でる心や上手な季節との付き合い方を、昔からとても大切にしてきたと思います。
そこで、"めぐる季節"を、絵で味わえる様な画集を作ってみたくなりました。

前回このページに書いていた"制作の合間に行っていた仕事"というのが、この画集のことでした。まだ出版時期など未定の部分が多く、詳しく書けなかったのですが、今月中には出版されるものと聞いています。(…とは言え、あくまで予定です。
詳しくはこのサイト内で後日お知らせ致しますので、今暫くお待ち下さい。)

以前に出版されている画集には載っていない作品で、パステルや淡彩などで人物を中心に描いた作品を主体に構成することにしました。
つい先頃仕上がったばかりの未公開の作品も、2点入れることが出来(間に合い)ました。
タイトルは、『笹倉鉄平詩画集/やわらかな季節の中で』です。
詩画集とは言え、絵のそばにいくつかの短い単語が並んでいたり、短い文が一、二行添えられているだけ・・・といった、とても詩とは呼べないようなものばかりです。
どうぞ、"読み応えタップリの詩"などを期待しないで下さい(笑)。
あくまで画家が本業で、文章の方は"ド"がたくさん付いてしまう素人ですので・・・。

2000年に出版された画集では、絵では表現出来ない類いのメッセージや、独り言めいた事を短めの文で載せましたが、今回は、先ほどの"季節を意識した言葉"やら、絵を描いていた時にひらめいた単語、その時胸中を巡っていた言葉などを書き留め、余分を削ぎ落としながら出来るだけ短くした形で、絵を観る時の薬味代わり(胡椒や七味唐辛子の如く)になればなぁと思って添えてあります。

皆様の応援のお蔭で、2000年出版の「笹倉鉄平画集」(求龍堂)は増刷を重ね、現在第三刷に入っているという好結果となっているそうです。
また、学校などの"図書館で初見しました"といったメールも度々頂戴しており、とても嬉しく思います。
多くの方々にご支持を頂けたこと、喜ばしい気持と共に、この場をお借りして厚く御礼申します。

新しい画集はまだ製作途中で、これ以上ご説明出来ない段階ですが、今までの私の画集とはまた一味違ったものになると思われますので、実は自ら、完成を楽しみに待っているところです。
そして、もうすぐそこまで来ている本格的な春の到来も楽しみに待ちながら、制作にいそしむ今日この頃です。

笹倉鉄平

2004年03月08日

土地土地の良いところを・・・

ここの処、かなり寒い日が多くて、結構こたえますね・・・。
しかし「冬はもう春の始まり」とはよく言ったもので、ひと頃よりは日没の時刻もずい分遅くなり、確実に春が近づいているのを感じられるようにもなってきました。
冬は春を迎える為の準備期間とでも思って、あともう少しこの寒さを耐えて冬を乗り切りましょう。

前回の年賀状のまま暫く間が空いてしまい、失礼をしていましたが、ようやく更新できる気持の余裕が出てきました。
昨年からとりかかっていた作品は、全て年内に仕上げることが出来、新年から描き始めたものも大体のイメージを固めるところまで進みました。
また、その制作の合間を縫って行っていた仕事(これについては次回に書きます)も一段落し、自らの目標としていた予定を今のところどうにかクリアしており、嬉しく思っています。

一方オフィスの方では、新年早々から新作のリリース準備でおおわらわだったそうです・・・。
と言うのも、新作「シーズンズ」は4点の連作となった為、検品など諸々の作業も当然、通常の作品の4倍にもなってしまうわけです。
つい先日、サインを入れ終わり、ようやく全国のギャラリーへ向けてリリースの運びとなりましたので、もうすぐ皆さんに実物を見て頂けるのではないでしょうか。

今回、この「シーズンズ」に関しての感想やお問い合わせメールを、数多く、また幅広い年齢層の方々から頂戴して、とても興味深く読ませて頂きました。
本当にありがとうございました。

私にとって、日本の風景は"見慣れているせいで見えづらい"とでも言えばいいのでしょうか・・・意外と難しい題材なのです。
十年ほど前から取り組んできましたが、最近になってようやく、海外を見る目と同じ感覚で日本の風景も見られるようになりました。
結局、それは"国"というくくりではなく、"それぞれの場所に、それぞれ独自の良さが在る"ということなのだと今、思っています。

気候や風土から生まれたものや、民族や歴史によって育まれてきた独自の文化というものは、世界中のあらゆる場所に必然的に存在し、異なる良さを持っていると思うのです。
それらは、精神的な面も含めるとあまりにも幅が広く、分別してそれを示し、説明を加えることなど私には到底不可能です。
敢えてごくごく一例をあげるとすれば・・・もしも、ヨーロッパの家並みの違いを表す地図を作るならば、その境界線はいわゆる国境ではなく、むしろ山脈などの地形的な線に沿うものとなることでしょう。
勿論、はっきりとした線にはなり得ないでしょうし、海が最も大きな要因になるに違いないのですが・・・。

島国である日本は、その独自性の高い文化ゆえに大きな魅力を感じると、海外の知人達は言います。
しかし同時に、日本国内の都市部の景観が、どの地方へ行ってもほとんど変わらないのは不思議だ、とも聞きます。
私自身も、展覧会などであちらこちらへ行きますが、空港や駅を出て中心部にある会場へと向かう車窓からの景色は、それぞれの都市の記憶として残っていない位、皆同じ様に目に映ります。
利便性や採算性を優先すると、似た景観にならざるを得ないのかもしれません・・・。
しかし、どの地方にも必ず独自の文化はあるはずですし、その土地特有の"地方色"を誇りに出来るような街造りがされてゆけば、どんなに素敵だろうと思います。
そうなれば、わざわざでも見に行きたいという人は増えるでしょうし、海外のみならず国内でも、それぞれの地方同士の行来が盛んになり、経済効果にもつながることでしょう。
更に、そういった動きが進めば、新しい形の「地方の時代」がやって来るのかもしれません。
いえ、既に人々の心はそういった方向へと進み始めているような気もします。

解りづらい話になってしまいましたが、今回書いてみようと思ったのは、「海外でもそれぞれの地方に、それぞれの良さが在り、そして、日本にもそれぞれの地方に、それぞれの良さが在る」という、いたってシンプルかつ当たり前の事・・・。
そういった「良さ」を描いてゆければと思っています。

笹倉鉄平

2004年01月26日

謹んで新年のお喜びを申し上げます。(2004)


新しい年が明けました。

初詣に行き、手を合わせて祈っていると、心が静かに落ち着いてくるのが好きです。

お正月飾りや、年賀状、おせち料理、お雑煮、そしてお年玉等々・・・
日本の新しい年を迎える"祝いの形"というのは本当に素敵だと思います。

そんな年中行事や季節を楽しむ"日本の文化の心"の一コマを描いた作品を、お正月にこのホームページで見てもらいたいと思い、 「シーズンズ」という版画作品の発表を年末にしました。

感想などございましたら、メール等でお聞かせ頂ければ嬉しく思います。

私は、年末も正月もずっと制作に集中しており、 本来あるべき姿の"のんびりとしたお正月"の休みは取っていませんが、
それでも年越しを機に新鮮な気持で新たな年へ臨めたと思います。

皆さまにとって、忘れたい出来事は「サル」年に・・・良い事は記憶に残る、素晴らしい一年となりますように。
・・・そして、世界が平穏な年であるよう心から願っています。

2004年 元旦

笹倉 鉄平

2004年01月01日