アトリエや旅先から届いた、笹倉鉄平のメッセージを掲載しています。

アトリエから

2010年09月13日/この夏の小さな異変?

人に会えば、まずはお互いに「毎日暑っいですね…」で会話が始まるほどに、この夏は常ならぬ暑さが長く続きました。
各地で酷暑に見舞われて、暑さによる様々な異変や、記録が塗り替えられるといったニュースに大変多く接したように思います。

身軽な服装でいられる夏は元々好きな季節ですし、そこそこ暑さにも強い方だと思っていたのですが…
こうまで暑いと頭もぼぉっとしてしまうことが多く、仕事に集中する為の工夫を色々と考えたりもしました。

例えば、少しでもスッキリとしようと、夏の中盤には髪をバッサリ短くしてみました(今では大分伸びてきましたが)。
近年には無かった程に髪を短くする気持ちになったのも、取るに足らない程度ですが夏の異変(笑)だったように思います。

さて、今夏は京都で過ごす日が割と多かったのですが…異変に感じていたことがありました。
それは、今年になって欧米からの観光客がかなり増えているように感じていることです(数字的には未だわかりませんが、観光関連の方々からもそんな話を伺いました)。

中国からの観光客が増加の一途を辿る昨今、京都も銀座・富士山近辺ほどではないにしても、観光地として実際に彼らも多く迎えているはずですが、それ以上に、欧米からの方が例年以上に目立つような気がします。

特に夏になって、京都独特の"蓋をしたような"蒸し暑さの中、Tシャツ&短パン姿で元気に街を闊歩していたり、レンタル自転車で炎天下を颯爽と走りぬけたり、カメラを携えて楽しげに笑いさんざめきながらガッツに過ごしているのが、欧米人の方々なのです。

日本人観光客や地元の人たちが出歩くことすらはばかる天候下で、なんて精力的なんだろう…と妙に感心して眺める機会が多かったように思います(旅先での高揚感のエネルギーに助けれらてのことだと勿論分かっているのですが、それでも…)。

ただでさえ円高で日本を訪ねるには逆風のところ、遠路遥々やって来て、彼らには稀な体験でキツいであろう湿気を伴う酷暑にもめげず、日本を楽しんでくれているその姿は、なんだか気の毒にも微笑ましくも感じられて、特別印象に残ったからなのかもしれません。

彼らにとって、過酷な夏のニッポンの印象はどうだったのでしょうか?
暑さや円高などのマイナス条件も忘れて、"日本らしい"街並みや店舗のしつらえ等のデザインに「…うっとりする」と口を揃えて言ってもらえるのは本当に嬉しく誇らしいことです。

そうなると今度は、桜の春・紅葉の秋など日本がより美しい季節もやっぱり見てもらいたいなぁ、どんな顔をするかなぁ?どんな感想が聞けるかなぁ?などと、日本人として変な欲張り心までついつい芽生えてしまうわけです(笑)。
何しろ、秋本番が恋しくなってきた今日この頃です。

笹倉鉄平

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