アトリエや旅先から届いた、笹倉鉄平のメッセージを掲載しています。

アトリエから

2010年08月19日/残暑お見舞い申し上げます

100819kyoto_takao.jpg残暑お見舞い申し上げます。

この夏は、日本中が例年になく暑いようですが、皆さま夏バテなどされていませんか?
せめて写真ぐらいは涼しげなモノを…と思い、先日、日帰りでスケッチに行った渓流(京都/高雄)でのスナップを選んでみました。

市街地より2~3度は涼しいと言われているだけに、少し息がつける思いでした。
こういった場所ならば、屋外スケッチも気持ちよく出来るのですが、今夏のような炎天下ですと、流石に帽子を被るくらいでは強烈な日差しから目を守ることすらできず、室内で制作にいそしむ毎日を送っています。

ところで、先ごろ新しい画集が出版されました関係で、書店などでのサイン会に何回か顔を出させて頂いております。
猛暑の中、多くの方に足をお運び頂いており、頭が下がる思いです。

サイン会でお目にかかる方には、直接にお礼のひと言をお伝えしているつもりなのですが、他に取り立てて気の利いた話も出来ず、少々もどかしくも感じております。

ですから、せめて画集などにサインを書く際には、それぞれのお宛名を"画家・笹倉鉄平っぽく"書こうとしています。
――例えば、文字数や大きさ、漢字だったら流れや形、全体の文字配分などなどを「どの様に書いてゆこうか?」と、最初にお名前を伺った瞬間から考え始めておりまして…サインをする時というのは、実はそんな所に全意識を集中させてしまっているのです。

どうやら、何度かお目にかかっている方のお顔やお名前を忘れてしまっていることが多いのも、神経が「記憶」の方へ向かっていないせいではないかと思っております(そもそも人のお顔やお名前を憶えるのが大の苦手という質も手伝っているのですが…)。特に、一度に沢山の方にお目にかかりますので、余計にその傾向は強くなってしまうようです。

また、「この方、以前にお会いしてるなぁ」など、自信を持てない疎憶えの記憶の時には、こちらからはそのようにお声をおかけ出来ませんので、余計に確信の持てないままに過ぎていってしまうことが多いのです。

そのくせ、(滅多に無いことではありますが)「この方絶対一度お会いしている」と妙な自信がある時に限って、お声をおかけすると、「いえ、今日が初めてです」とのお返事…それは、たまたま容姿が似ていた人だったり、似た雰囲気をお持ちのご夫婦だったりした所為なのかもしれませんが、自ら気まずい雰囲気を作ってしまい、何ともお恥ずかしい限りです。

もしも、"思い当たる節"がおありの方がいらっしゃいましたら、上記のような事情だったのかと笑ってお許し願えれば幸いです。
そんなこんなで、立秋・お盆も過ぎて秋へと向かう残暑の季節ですが、今年は長く厳しくなりそうとのこと。
どうかご無理をされませんよう、ご自愛下さい。

笹倉鉄平

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

2002年

2001年

2000年