アトリエや旅先から届いた、笹倉鉄平のメッセージを掲載しています。

アトリエから

2010年05月14日/新しい画集が出版されます

当『Teppei.Net』のリニューアルを、先日させて頂きましたが、いかがでしょうか。
自分的にはスケッチ・ブック上で内容が展開される感じが、とても気に入っておりますし、画業20年という節目とも相まって、新たな気持ちでのスタートという気分がより高まる感じがしています。
さて、早速ですが、お待たせしておりました新しい画集のお話を…。

まずはタイトルですが、「笹倉鉄平 ヨーロッパ旅の画集」となっております。
そう、私の作品は、ヨーロッパなどを旅して歩く中から生まれたものが大変多いので、画業20年を記念する画集という意味でも、気持ちの上で自分自身ピタリとくるものを感じます。

サイズや厚さは、2000年に出版された「笹倉鉄平画集」とほぼ同じです。
掲載作品の数は、少し増えまして全115点となりましたが、上記とダブって載っているものは一点もありませんし、2004年出版の「やわらかな季節のなかで」とも、2008年のパリ・京都個展の図録とも、ダブっての掲載はありません。
更に、2002年の「全版画集」に掲載の作品は、当然全てが"完成した版画"の画像で載っておりますので、同じ絵としての掲載であっても、厳密に言えば違うものです。

そういった意味では、今までに出版された画集を既にお持ち頂いている皆様へも、少しだけ胸を張ってお伝え出来る点かな…(笑)と思っております。

2000年の画集では、使用した画材等その技法によって分類・構成が成されており、2004年の詩画集では、季節の移り変わりに沿った順序で、パステル画等の軽いタッチの作品が中心となっておりました。
では、今回の内容の方はと申しますと・・・

まず、全体に流れるテーマは「旅」です。
これまで未掲載で、ある程度の作品数がそれぞれ揃っている欧州11カ国の絵を、国毎に"章"で分け、限りある頁数の中、今回は「旅」のイメージ濃い作品が並んでおります。
(余談ですが、今回は"ヨーロッパの旅"を企画テーマにしている為、北米や日本を描いた作品は、当然ながら取り上げられておりません。)

そして、全作品の下に一行だけ短い文章も添えてありますので、絵を観て頂く際のオマケ(笑)だと思ってご覧頂ければと思います。

また、それぞれの題材となった街や村を印した地図も各国ごとに付けました。お仕事や家の都合などで、「遠くへ旅をする時間や余裕がなかなかとれない」という方が多い中、この画集を手に、旅をしているような気分を感じて頂ければ…と思いながら作ってゆきました。

更に巻末には、こちらのホームページ宛やお手紙でこれまでにお寄せ頂いたご質問の中から、旅に関したものにお答えした「Q&A」ページもございます。(見開きたった2ページではありますが、この『Teppei.Net』から生まれたとも言えるコーナーです。)

さて、肝心の時期ですが…全国書店の店頭に並ぶのは、6月下旬頃(地方で多少のバラつきはあるかもしれませんが)とのことです。
画集にまつわる諸情報は、今後オフィス(=㈱アートテラス)のホームページ上に随時掲載されてゆく予定です。

ここ数年、海外個展ごとに現地での図録画集が出来てはおりましたが、書店に並ぶ出版物としての画集は久しぶりですので、今は自分自身ワクワクした気分で、印刷・製本が完成するのを待っている感じです。

笹倉鉄平

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