アトリエや旅先から届いた、笹倉鉄平のメッセージを掲載しています。

アトリエから

2002年09月18日/この夏の思い出

ようやく涼しい風が吹くようになり、夏休みムードの名残りも一気に吹き飛ばされた感じの今日この頃です。
この“アトリエから”のページもしばらく夏休み(?)状態でしたが、皆さんからは、たくさんのメールを頂戴していて、ただただ感謝するばかりです。
いつも「元気」を下さってありがとうございます。
僕は、この夏も新しい作品制作にとりかかり、また他にも絵にまつわるあれこれでバタバタとして、印象としてはとても忙しい夏でした。
しかし、"やってみよう"という自らの気持ちからの事ばかりだったので、心地よい疲れはあるものの、元気なハートを維持しながら頑張ることが出来ました。

この夏は、短いながらも時間を作って何度かスケッチの旅に出かけました。
7月は信州の山中へ出向き、8月には鹿児島へ個展の為に出かけました。
初めて、僕の絵を見たという方もおいでになり喜んで頂けたようですし、近県からも多くの方々にわざわざお越し頂いて感激しました。
サイン会の後、海面から堂々とそびえ立つ桜島の雄姿を楽しみながら、「活火山にこれほど近い都市というのは世界的にも珍しいな・・・」などと思いつつ温泉につかり、良い思い出となりました。

その後はさらに南へ・・・日本のほぼ最南端とも言える島々までスケッチに行きました。
いささか短絡的ではありますが、夏だから"夏らしい"開放的な景色やその暮らしぶりを見てみたいと思ったからです。
ここでは、東南アジア的な南方からの文化の流れを、家々の造りや造形物、音楽などに感じることが出来ましたし、エメラルド色の海や豊かな木々に囲まれて自然の素晴らしさを再認識出来ました。
帰り際、夏の思い出として小型の三線(サンシン:沖縄の伝統楽器、蛇皮線とも)を買って帰りました。
母に三味線の手ほどきを受けたことがあったので、とても親しみを感じましたし、実際弾いてみるとその素朴な音色に気がゆるむような、なんともいえない開放感があったものですから・・・。
今、制作の休憩時間などに、なんとなく我流島唄を弾いてリラックスしてくると、その折の光景が目に浮かんできます。

さて、こらから大好きな季節の秋がやって来ます。
そして、ふと気がついて数えてみれば、今年もあと3ヶ月半ほど?!(ウッ・・・もう、たったそれだけ?)
季節の変わり目は、いつも実現可能な小さな目標をたてています。
新しい事を始めたり、チャレンジしたりするのに、絶好のチャンスなのです。
それは気候が変わるため、人々の服装や外の景色の表情が変わっていって、周囲の雰囲気が変化し(プチ引越し状態???)、自分の気分をそちらへ持っていきやすく出来るからです。目標達成のご褒美を用意しておくとよりやりやすいかもしれません。
そんな風にして、小さな一歩々々を重ねると少しづつでも前へ進んでいけるのではないでしょうか?

・・・などと自分に言い聞かせながら、僕も年内の目標に向け頑張ることにしましょう。
では、今回はこの辺で。

笹倉鉄平

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