アトリエや旅先から届いた、笹倉鉄平のメッセージを掲載しています。

アトリエから

2000年11月日22/大丸百貨店梅田店での個展を終えて・・・

「笹倉鉄平画集」出版記念として開催していただいた、大丸百貨店梅田店(大阪)での「原画展」を無事、閉幕することができ、ひとまずホッと胸を撫で下ろしているところです。
予想以上に多くのお客様においでいただき、心より感謝致します。

中には、はるばる遠方よりかけつけて下さった方や、期間中に何度も足を運んで下さった方もいて、作家冥利に尽きます。
喜びと同時に、何か申し訳ない気にすらなり、次の機会には更に内容を充実させねばとキモに命じています。
さっそく会場に来られた方々からのメールが大量に届き嬉しいかぎりです。
また会場で直接いただいたお手紙も、帰りの新幹線の中で読ませていただきました。
まさに疲労回復の栄養ドリンクのようです。「ありがとうございます。」
お手紙の中にあった様に、僕自身も「楽しい気分で、楽しさが伝わるよう」な作品を創りたいと思っています。

さて今回11日(土)と12日(日)にサイン会(何か他の呼び方があればよいのに・・・)があり、長い行列をつくって並んでいただき、ご迷惑をおかけ致しました。
特に日曜日には1時間の予定が2時間を超えてしまい、それは、後ろの方に並ばれていた方には確実に1時間以上も重い画集を持ったまま待っていただいたことになりますから、その様子が目に入るたびに、急がなくてはという焦りと、また同時に目の前にはやっと順番がまわってきたという方がいらっしゃって、短い時間でも大切にしなくては・・・の思いで、毎回大きな葛藤があるのです。
しかし、そんな周囲の状況を察して、手短かに立ち去られる優しい心使いをされる方もいらっしゃいましたし、また、「何か伝えよう。話そう。」とされているのに、遠慮されているか、緊張されているかして出来ない・・・といった方もいらっしゃいました。
でも、何となく「感じ」で伝わってきて、わかっているつもりですのでご安心下さい。

僕にとっての「サイン会」の意味は、いつも絵を見に来て下さる方々、また初めてでも僕の絵が好きだと共感して下さった方に対して、たった一言でも「ありがとう」の言葉を直接言える機会だと捉えています。
その記念として、お一人お一人のお名前を僕らしい字で(できれば絵のように)不公平なく書き記そうとしているのです。
職業柄、視覚で記憶するタイプですので、何度もお会いしていても、なかなかお名前は覚えることが出来ず、「この方とは以前、確かに会った覚えがある・・・でも、どこで(?)だったろう」・・・といった感じなのです。
もちろん顔を拝見しただけでハッキリとわかる方もいらっしゃいますが、イザ名前となると即座には出てこない時もあり、自分でもあきれるのです。
(そんなタイプであると理解していただければうれしいのですが・・・・・)
意外と思われるかもしれませんが、僕はもともと、人前に出るのが大の苦手で、目立つことがあまり好きではないので、全ては「絵を観てほしい」という一心でやっている事が多いのです。

実は、今回は正直いって、途中から限界を迎えていました。
失礼がなければ良かったのですが・・・・・。
でも、今現在は普段通り、静かなアトリエに戻り、次回の小田急百貨店新宿店(東京)での個展にむけての制作を続けています。
お近くの方はこちらも是非見にいらして下さいね。

以前より、サイン会について思う裏話を徒然なるままに書きました。
ではまた。

笹倉鉄平

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